リフォームの基礎知識 リフォームの達人

リフォームの基礎知識

リフォームの基礎知識

契約・契約書の確認 工事期間中の対応

[契約前の、予算確認をする]

契約前には、必ず支払いの条件や、工事期間を確認してください。
また、リフォームの場合、打ち合わせを十分に行っても、途中段階で追加や変更したい場所がでてくることも考えられます。
急な出費にも対応できるよう、予算はいくらか余裕をもっておくほうがよいでしょう。

[契約書の確認]

契約書はきちんと目を通し、不明な点があれば説明をうけておきましょう。
工事請負契約書に完成日、引渡し日が記載されているかを確認します。
工事請負契約約款には不可抗力による損害が発生した場合の対処法、引渡しが送れた場合の違約金が定められているか、設計図には立体的な高さなど、細かく詳細がかかれているかなど、チェックするようにしましょう。

[工事前、工事期間中]

工事期間中の生活は事前に検討しておきましょう。キッチンなどのリフォームは特に注意してください。
また、マンションや集合住宅のリフォームの場合、工事の騒音や搬入作業などで近隣とのトラブルが発生することもあります。
工事前に、必ず挨拶回りをしておきましょう。
管理組合で、リフォームの了解を取り付けておくことも必要です。

施工工事

[工事中は現場チェックを]

工事は、撤去作業→下地の処理→設備の設置、取り付け→仕上げという流れになります。
それぞれの段階にこまめに現場をチェックしてみましょう。
床が水平になっているか、建具などが垂直になっているかなどは、素人でも調べることは可能です。
ただ、厳格にチェックしすぎるのも、職人さん達に嫌がられるもの。
気持ちよく仕事を進めてもらうよう配慮しましょう。

[プラン内容に変更が生じた場合は]

実際に工事が進みだすと、どうしても変更箇所がでてきたり、追加工事を頼みたくなることがあります。
そういう時は、担当者や工事責任者に相談してみましょう。
快く応じてくれると思います。
が、簡単な追加工事だとしても、口約束での金額の交渉は避けるべきです。
きちんと書面にし、出来るならば見積もりを取り直してもらうことが、後々のトラブル防止につながります。

引渡し

[竣工検査]

工事完了後、担当者と一緒に不備がないかをチェックするのが竣工検査です。
仕様書や図面と照らし合わせて、そのとおりに仕上がっているかチェックしましょう。
例えば、給排水の流れや引き出しがスムーズに動くかなど。実際に触れてみるのも必要です。
この時点で不備が発覚すれば、手直し工事をしてもらいましょう。

[保障期間の確認をする]

最後に・・・・リフォームには必ず保障期間があります。
竣工検査時には不備がなくても、何日か実際に住んでみると不都合がでてくることはあります。
保障期間中は無料でメンテナンスをしてくれますので、連絡先や保障期間を確認しておきましょう。